反対クリミナル

ゆっくり小説書いていきたいなと思います~

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

反対クリミナル 12

夜の空気は冷たく変わる。弱い風に彼女の桃色の髪と、スカートがひらひら揺れていた。 「さっきは、あんなこと言ってごめんなさい…。」 照れるように、小さくそう言った。或斗はその言葉を笑って聞く。疾風は相変わらず表情一つ変えずに居たが。 「あの、仲…